2004年5月から続いてきた阪大との統合協議をめぐり、「大学統合推進合意書締結式」が3月23日、千里ライフサイエンスセンター(豊中市)で行われた。【3月23日 大阪外大新聞=UNN】
締結式には、阪大の宮原秀夫総長と大阪外大の是永駿学長が出席し、合意文書に調印した。今回の合意は最終合意ではないものの、詰めの協議を進めて4月半ばに文科省に計画を提出する予定。国会審議などが順調に進めば、07年10月の統合が実現することになる。
また、締結式で配布された資料によると、統合構想については1月に体育会へ示された内容から大幅な変更は加えられていない。?
統合へ向けて大学が動くなか、学生の反応はどうか。加藤雅之・体育会委員長は「協議進行が阪大ペースな印象」と話す。リーダーズトレーニングでも問題として挙がった新歓状況の困難さにも触れ、「(体育会の)生き残りは厳しい」とする。
学生協議会設立委員会の代表を務める小山郷さんは、今回の推進合意について「学生内部での合意を得るよう努力すると(大学から)回答を得ていた。大学は努力しなかったのだろうか」と話し、大学への不信感も口にする。「大学側の発する正式の情報を持っている人が少ない」と、情報が浸透していない現状も指摘している。?
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