膵島移植手術に成功 神戸大では3例目

 神戸大は4月18日、心停止した人から提供された膵島(すいとう)細胞を移植する手術が、医学部附属病院で成功したと発表した。同大学での成功例は3例目、全国では12例目にあたる。【4月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

 膵島は、体内で血糖値を調節するインスリンなどを分泌する、膵臓の細胞塊をさす。
 移植を受けた患者は兵庫県在住の60歳代男性。インスリンを分泌できない重い糖尿病を患い、30年以上前からインスリンを注射する治療を続けてきた。
 手術は附属病院の黒田嘉和消化器・乳腺外科長のチームが担当した。同チームは4月15日、臓器提供者の心停止後に膵臓を摘出し、膵島細胞を分離。移植後の経過は良好で、移植翌日の血液検査では、男性患者の体内からインスリンの分泌が確認されたという。
 神戸大での膵島移植手術は、2004年11月6日に初めて成功して以来、3例目になる(記者=森田篤)?

《訂正》「黒田嘉和消火器・乳腺外科長」とお伝えしましたが、「黒田嘉和消化器・乳腺外科長」の誤りでした。おわびして訂正します。(編集部 2006年4月19日午後6時30分入力)

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