新歓連続講演会「メディアをめざす人へ」(主催=ニュースネット委員会、同OB会、UNN関西学生報道連盟)が国文B207教室で開かれた。第1回は、広告会社に勤務経験のあるニュースネット委員会OBが、業界の魅力や学生生活について語った。【5月1日 神戸大NEWS NET=UNN】
講師は副野吉史さん(99年経済卒)。在学中はUNN関西学生報道連盟で広告局長を務めており、当時の経験が現在に生きていると振り返る。「学生時代は4年間しかない。ここでどんな経験を積んだか(他人に)語れるようになることが大事」と新入生に向けてアドバイスした。
広告は、印象次第で商品の売り上げを大きく左右する重要な媒体だ。「記憶に残る広告には、それだけの制作費や手間が必要になる」と説明し、知名度の高いCMや、タレントを起用した広告について製作者の視点から解説した。
広告業界の魅力は、特定のクライアントに限らず幅広い業界と向き合える点だという。「一見すると地味な仕事だが、成功したときに喜んでもらえる」と自身の経験を踏まえて説明した。
参加者の「広告業界などで学歴は関係あるのか」との質問には「就職活動中は多少、学歴が問われることはあるが、入社後は全く関係ない」と回答。学部の違いは、業界の就職率に影響しないと強調した。
第2回は5月8日(月)12:20~13:00まで、大手スポーツ紙記者をゲストに迎えて開催予定。会場はB207教室。テーマは「スポーツ新聞記者が語るスポーツの魅力」。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。