あしながジャワ震災遺児募金が6月3日、神戸市のJR元町駅前で行われた。5月に発生したジャワ島中部地震の遺児を支援するため、あしなが学生募金のメンバーなど26人が募金を呼びかけた。【6月3日 UNN】?
「募金をよろしくお願いします」。駅前の雑踏に学生たちの声が響く。募金活動の中心メンバーは、あしなが学生募金事務局の学生ら。事前の呼びかけで企画に賛同した高校生も加わり、総勢26人が駅前に立った。
集まった募金は、ジャワ島中部地震で遺児となった子どもたちを日本に招く費用などに充てられる。あしなが育英会が毎年主催する震災遺児の国際交流会に招待することで、遺児の心のケアを図るためだ。
募金を呼びかけた学生の多くが災害や事故などの遺児だ。彼らもかつて、あしなが学生募金に助けられた経験を持つ。メンバーの一人は「今度は私たちが遺児を支援したい。そのためにも多くの人から募金をいただければ」と呼びかける。
あしながジャワ震災遺児募金運営委員長を務める山崎史雅さん(大教大・3年)は「(親を失ったことで)遺児たちが夢をあきらめてほしくない」と話した。
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