神戸大交響楽団のサマーコンサートが6月17日、尼崎市総合文化センターアルカイックホールで行われた。会場には市民や学生らおよそ900人が集まり、モーツァルトやベートーヴェンの曲に耳を傾けた。【6月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
あいにくの雨天の中、会場には学生をはじめ多くの市民が訪れた。
午後7時に開演を迎えたコンサート。モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲が会場を包む。続いてはベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調作品21。休憩を挟み、シベリウスの交響曲第2番ニ長調作品43。拍手が鳴り止ま中、2時間の演奏が幕を閉じた。 吹奏楽部に所属する地元の女子高校生は「大学の演奏会に初めて来た。(会場全体が)落ち着いた雰囲気で、すごく立派な演奏会だった」と興奮気味に話した。
交響楽団長の東岡泰一さん(工・4年)は、演奏会について「うまくいった」と一言。春からの準備期間について「ベートーヴェンやモーツァルトの曲は今までやったことがなかったので、学ぶことが多かった」と振り返った。「冬(の定期演奏会)は難しい曲に挑むことになるので(部全体として)早い段階で練習していきたい」と気持ちを新たにした。
【写真左】団員の演奏にも熱が入る。(いずれも6月17日・アルカイックホールで 撮影=森田篤)?
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