レイバンズ初戦 関学に黒星

Photo関西学生アメリカンフットボールリーグ第1節が9月3日、王子スタジアムで行われた。神戸大は関学に10-40で敗れ、黒星スタートとなった。【9月3日 神戸大NEWS NET=UNN】

 今季リーグ初戦の相手は強豪関学。
 開始早々、神戸大はロングパスを2本決められ第1Q4分にランで先制ТDを許してしまう。序盤から巻き返しを狙う神戸大はラン攻撃で細かく更新するも、関学のディフェンス陣に阻まれる。
 第2Q8分、LB河村がインターセプトから34ヤードを獲得するビックプレーが生まれる。敵陣20ヤード付近まで攻め込んだ神戸大は9分、パスを受けたRB竹内が走り抜け、ついにТD。7-13と追い上げる。ここから反撃ののろしをあげるかと思われが、直後に関学WR萬代のキックオフリターンタッチダウンを許し、さらに点差が広がる。それでも前半終了間際には、WR大園・TE東内がそれぞれロングパスをキャッチ。FGを決め10-20。いい流れで前半を折り返す。
 しかし後半に入ると、関学オフェンス陣の突破を止めることができなくなる。
 第4Q終盤、神戸大は一時盛り返すも、敵陣まで攻め込むことができず、後半は無得点で試合終了。関学に10-40で敗れ、チームとして重要と位置づけていた初戦を落とした。

Photo この試合、両チームのラン攻撃はともに30回だが、獲得ヤードは神戸大43ヤードに対し関学219ヤードとラン攻撃が点差につながる結果となった。
 試合後、安井ヘッドコーチは「一対一のレベルで負けている。個々のレベルを磨いていかないと上位には勝てない」と課題を挙げたが、「点差があいたものの最後まで諦めずにやってくれた」とチームの粘り強さを讚えた。神戸大は9月17日、王者立命との対決を控える。同ヘッドコーチは「まだまだ若いチームなので伸びしろはある。相手は強いが、(次戦まで)2週間しかないが個々のレベルを磨いて全力でぶつかるだけ」と意気込みを見せた。
 田中拓朗主将(経済・4年)は「点差がついてしまったことがすべて。できると思っていたことができなかった。次(立命戦)に負けると目標(甲子園ボウル出場)を達成できないのでこの2週間で練習を積んでがんばる」と悔しさをにじませた。
Photo●関西学生アメフットリーグ(9月3日・王子スタジアム)
神戸大 0 10 0 0=10
関学  6 14 7 13=40


【写真中】試合終盤、関学ディフェンス陣を振りきり、自らボールを運ぶQB多和。
【写真下】試合を終え、観客に頭を下げる選手ら。(いずれも9月3日・王子スタジアムで 撮影=西田健悟)

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