漕艇部は100年以上もの歴史をもち、90人以上もの大人数の部員を抱える部だ。どのようにしてこの大所帯の部は運営されているのか。阪急淡路駅近くのクラブハウスを訪れた。【9月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
クラブハウス内は終始歓声があがっていて、大変良い雰囲気に包まれていた。
山本大貴主将(農・3年)は大所帯の部をまとめるのに「大事だと思うのはONとOFFの切替」と気持ちの切替を強調した。また「アルバイトなど色々するのもいいけど、一つのことに打ち込める時間があるのは大学生のときだけ。だから、何か一つのことに一生懸命になってほしい」と学生にエールを送った。
朝4時に起床し5時には練習を開始する。大学からボートを始める部員が多数で、始めはそのハードスケジュールに耐えきれない部員もいるが、練習を重ねることでほかの部員と仲良くなり慣れるという。
東日本選手権第3位となった高島太一さん(海事・3年)は3位となった結果を「満足していない。むしろ全力を出し切った感じがしないのが悔しい」と淡々と述べ、部の目標である日本一を「自分の代で実現可能。最後の一年精一杯やりたい」と意気込んだ。
北岡誠之(発達・2年)、萩村拓也(工・1年)、房田基嗣(海事・1年)、森本榮剛(農・1年)ら若手が頭角を現し始めている漕艇部。今後も活躍が続きそうだ。
【写真下】笑顔をみせる漕艇部部員ら。(9月22日・淀川河川敷で 撮影=濱田直毅)
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