神戸大落語研究会の新人公演第3日目が10月4日、国際文化学部B棟休養室で行われた。約40人は入るであろう休養室は満員となり、新人噺家の学内初舞台を楽しんでいた。【10月4日 神戸大NEWS NET=UNN】
第3日目の高座に上がったのは、甲家覇丸さん(理・1)と、みなと家るああさん(済・1)。「学内公演ということで知り合いが多く、とても緊張した」と話す甲家覇丸さんは、こっけいな俥屋と客との会話が題材となった落語を披露。メリハリの利いた声調と体いっぱいの芝居で会場は大盛り上がりに。「客席の反応を見る余裕もなかった」とのコメントとは対称に、非常に風格のある語りで観客を笑いに引き込んでいた。
続くみなと家るああさんも新人とは思えない堂々とした語りで観客を魅了した。「90点の出来映え」と話すように、間の抜けた夫婦の会話にまつわる落語を表情豊かに話し、観客の笑いを誘っていた。
公演は5日まで行われる。るああさんの「面白さを伝えたい」との言葉の通り、噺家の気持ちがしっかりと伝わる公演だった。?
【写真下】公演でのみなと家るああさん。表情豊かな演技が笑いを引き起こす。(いずれも10月4日・国際文化学部B棟休養室で 撮影=八幡一平)
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