兵庫県の公立中学校で「トライやる・ウィーク」が始まった。神戸大生協国際文化学部店でも神戸市立鷹匠中学校の生徒3人が体験活動に取り組んでいる。【11月7日 神戸大NEWS NET=UNN】
「トライやる・ウィーク」は平成10年から兵庫県の公立中学校2年生を対象に実施されている。地域での体験活動を通じて、子どもたち自身が自分の生き方を見つけることが目的だ。
生協国文店が「トライやる・ウィーク」で中学生を受け入れ始めたのは5、6年前からだった。
国文店店長の山崎さんは「接客は難しい。接客サービス業を経験することで一つの自分の(将来の)選択肢にしてくれれば」と願う。
中学生3人の活動予定は11月6日から10日の5日間。時間は午前8時から午後2時半まで。主にレジ打ちや事務職、他学部への配達を経験する予定だ。
初日の活動を終え、鷹匠中学校2年の松島なぎささんは「普段、売る側の気持ちを考えていなかった。店員さんが細かいところまでお客さんのことを考えてて驚いた」と話す。
学生らは「お疲れ」、「がんばってね」などと中学生に声をかけていた。
【写真左】事務の仕事をする中学生ら。(いずれも11月7日・神戸大生協国際文化学部店で 撮影=濱田直樹)
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