王者へあと1TD 女子タッチフット

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 女子タッチフットボール第15回東西大学王座決定戦「プリンセスボウル」が11月23日に王子スタジアムであり、神戸大は決勝戦に進出するも、武庫川女大に27-32で敗れ、学生王者にあと一歩とどかなかった。優勝した武庫川女大は来年1月3日、東京ドームで社会人王者と日本一をかけて対戦する(さくらボウル)。 【11月23日 神戸大NEWS NET=UNN】

 東西大学王座決定戦は関東・関西リーグのそれぞれ上位2大学が出場し、トーナメント方式で学生王者を決定する。今季関西リーグ2位だった神戸大は、2年ぶり7回目の出場。

 一回戦の相手は関東リーグ1位の成城大。絶対に負けられない試合だが、第1Qに先制TDを許す嫌な展開。しかしQB山田のランが冴え、前半を14-14の同点で折り返す。第4Q、QB山田の再びランが決まり26-20で逃げ切った。

   ついに向かえた決勝戦の相手は、今季リーグ戦で唯一黒星を記している武庫川女大。一昨年の決勝でも対戦し、1点差で敗れた因縁の相手。決勝前、高田主将は「(相手が武庫川女大で)よけいに気合が入る。楽しみ。」とリラックスした様子だった。
 前半は取ったら取り返すまさにシーソーゲーム。しかし第2Q後半、G高田へのパスが通らなくなり、歯車がくるい出す。前半終了間際には、痛恨のインターセプトTDを許してしまう。
 後半劣勢に立たされながら、追い上げる神戸大。第4Q、QB山田のランが激しいチェックにあいだしたとき、C村田へのTDパスが決まる。これで27-32。その後も、逆転へ向け急ぐ神戸大は敵陣15ヤード付近まで持ち込む。
 残り10秒。最後の望みをかけたロングパスにWR中勝がダイブするが、失敗。あとTD一つで東京ドームへの切符を逃した。
 試合後、涙に暮れる選手たち。高田主将は「ミスが大事なところであった。でも最後まで気が切れることはなかった」と悔し涙をこらえながら語った。今岡コーチは「実力的にはむこうが上と言われていたが、ゲームをつくった。よくがんばった」と選手をねぎらった。
 この試合で今年の試合は全て終了。「春は下手くそで、怪我人も多かった。才能があったわけじゃなく、努力でがんばったチーム」とコーチは今年のチームを振り返る。(記者=大野将寛)

●第15回東西大学王座決定戦(プリンセスボウル)(11月23日・王子スタジアム)
▽第一試合
成城大(関東学生女子1位) 7 7 0 6=20
神戸大(関西学生女子2位) 7 7 0 12=26

▽第二試合
武庫川女大(関西学生女子1位) 8 15 6 7=36
文京学院大(関東学生女子2位) 0 0 6 6=12

▽3位決定戦
成城大   0 7 13 6=26
文京学院大 6 0 6 0=12

▽決勝
武庫川女大 8 18 0 6=32
神戸大   6 7 7 7=27

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