関西学生アメフットリーグ神戸大の最終戦、大産大戦が11月25日にエキスポフラッシュフィールドで行われた。神戸大は先制を許すが、TE東内のTDで逆転し、その後も追加点を挙げ、29-10で勝利した。同日行われた試合で関大が同志社に勝利。これによって神戸大の1部残留が決まった。【11月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は第1Q、相手のFGで先制点を奪われたが、守備陣が耐え、追加点を許さず前半を0-3で折り返す。
なかなか得点を挙げることができないチームを救ったのはTE東内だった。第3Q5分にQB多和からTE東内へ10ヤードのTDパスが決まり、K阪本がTFPを決め7-3と逆転。チームはこれで勢いに乗り、WR大園のTDなどで差を広げ29-10で勝利した。この勝利に「前半は悪かったが、後半はウチらしかった。プレッシャーに弱いのが課題。勝てたのはよかった」と安井ヘッドコーチ。
第2試合に行われた同大-関大で関大が勝利し、これによって神戸大の1部残留が決まった。1部残留を決め「入れ替え戦なくなったとしか思えないですね」と田中主将は笑顔で話した。
リーグ戦を終え、田中主将は「(この一年で)成長したというよりも目標の甲子園に届かなかった。甘さや足りない部分を補ってきたが」と反省した。
4年はこの試合で選手引退。チームを引っ張ってきた田中主将についてWR大園・TE東内はともに「田中さんはいい人で、選手としてもいい人でした。3勝だったけど、あの人のおかげでいいチームになったと思う。心からありがとうと言いたいです」と話した。QB多和については「面白い人。自分が思っていることを言いやすい先輩でした」(WR大園)、「高校の時からキャッチングが苦手だったけど、あの人のおかげでいい結果が残せた」(TE東内)と答えた。(記者=西田健悟、古田直矢)
●関西学生アメフットリーグ(11月25日・エキスポフラッシュフィールド)
神戸大 0 0 13 16=29
大産大 3 0 0 7=10
【写真下】攻撃で大活躍したWR大園。(いずれも11月25日・エキスポフラッシュフィールドで 撮影=西田健悟)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。