神戸大落語研究会の「第41回六甲寄席」が11月25日、兵庫県民小劇場(神戸市中央区)で行われた。3年生による落語と1・2年生による大喜利が披露され、会場からは大きな笑い声が起こっていた。【11月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
大喜利では謎解きなどが披露され、観客から出してもらったお題で1・2年生が謎解きをした。会場からは笑いが絶えず、巧みな謎解きには大きな拍手が起こった。
会長の甲家煩知(かぶとやぼんじる)さんは「高津の富」を披露した。豪商を名乗る貧乏な主人が、くじが当たれば賞金を半分譲ると宿屋の亭主に約束するという話。煩知さんは大きな身振りと巧みな語りで観客を惹きつけた。
寄席を終え、「練習通りで良かった」と話す煩知さんに「練習より良かった」と声をかける部員もいた。息子の落語を聞きに来たという夫婦は「皆の熱意が伝わってくる。元気をもらっている」と笑顔を見せた。
3年生は今回の寄席で引退となる。煩知さんは「もっと落研がメジャーになるように頑張ってほしい」と後輩たちに期待を寄せた。(記者=上村絵里)
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