サッカー2部残留決める 4年生引退へ

 関西学生サッカー秋季リーグ2部、3部入れ替え戦第2戦、神戸大-滋賀大教育学部が12月16日に滋賀大教育学部グラウンドで行われた。神戸大は相手に先制されるがMF吉井のゴールで追いつき、1-1で引き分け2部残留を決めた。【12月16日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大は両サイドを活かした攻撃を積極的に試みるが、クロスの精度が悪く点に結びつけることができない。お互い効果的なパスがだせないまま、前半が終了。
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 均衡を破ったのは滋賀大教育学部だった。後半15分、滋賀大教育学部のシュートを神戸大GK西田(経営・4年)がキャッチミス。GK西田の手からこぼれた球は神戸大ゴールに吸い込まれ、神戸大は相手に先制点を許してしまう。神戸大は18分、第1戦でゴールを決めたFW稲田(農・3年)からFW鈴木(発達・4年)に代え、攻撃のリズムを変えようと試みる。すると22分。MF吉井(発達・1年)が相手ゴール前の混戦からシュート。相手キーパーが反応するも届かず、ボールはゴールネットをゆらし、同点に。
 28分にMF吉井が審判の判定に異議を唱え、2枚目のイエローカードをもらい退場してしまい、神戸大は10人での戦いを余儀なくされる。神戸大はチーム一丸となっての守備を展開、残り時間相手に得点を許さず1ー1で試合終了。第1戦で勝利、第2戦で引き分けた神戸大は勝ち点の差で2部残留を決めた。
 北口監督は「攻めの形を作れていたし、決定機も何度も作れていた。入れ替え戦を制するのは難しいが、(神戸大は)制した。学生たちを褒めたい」と話した。
 神戸大は秋季リーグ9試合(入れ替え戦除く)で6点と得点力不足に泣いた。「他のチームは技術がある。うちは組織、体力で頑張って、少ないチャンスをものにしていくチーム。接戦をものにできれば」と北口監督。
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 4年生はこの試合で選手引退。今後は応援に力を入れていくという。池田主将(発達・4年)は後輩に向けて「(リーグ中)チーム内でいざこざあったけど、2部残留を決めれた。この2戦(入れ替え戦)で(部員は)チームでやるべきことがわかったと思う。良いチームになる」と話した。(記者=西田健悟)

●関西学生サッカー秋季リーグ2部、3部入れ替え戦第2戦(12月16日・滋賀大教育学部G)
神戸大 1 0-0 1 滋賀大教育学部
     1-1

【写真下】2部残留を決め笑顔の選手ら。(いずれも12月16日・滋賀大教育学部Gで 撮影=西田健悟)

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