平成19年度神戸大入学式が神戸市中央区港島のポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行なわれた。学部生、大学院生の、約4700人が入学した。【4月6日 神戸大NEWS NET=UNN】?
入学式当日は天候にも恵まれ、駅からの街道には桜が咲き乱れていた。開場1時間前の式場には既に大勢の入学者とその家族が集まり、記念写真を撮影するなどしていた。
式は当初の予定通り午前10時からの開始。冒頭の役員紹介の後、野上智行学長が新入生に向け式辞を述べた。式辞の中で学長は、今地球上で問題となっている環境などの問題をあげ、神戸大がそれぞれの分野で最先端の研究を行っていることを述べた。そして、大学でこれから勉強する学生に対し、「人類の未来は皆さんの手にある」と期待をあらわにした。最後に学長は、新入生には神戸大でさまざまなことにチャレンジして欲しいということを話し、「Do Kobe University」という言葉を新入生に贈った。
入学式後、松下電器産業株式会社特別顧問で、神戸大工学部の前身である神戸工業専門学校精密機械科のOB、谷井明雄さんによる特別講演が行われた。「大切なこと」と題された講演では、「自分がしっかりと自分であること」と、これからの社会を生きていくうえでの教訓が挙げられた。 農学部に入学した女子学生は「国立大の入学式は質素だと思っていたが、さすが神戸大は関西を代表する大学、素晴らしい式でスタートを切れてよかった」と笑顔で話した。実家が新潟県だという工学部入男子学生は「ポートアイランドで式が行われていてすごいと思った。大学では機械を専攻し、エンジニアを目指す」と抱負を話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。