ともに引き分け 男子・女子ラクロス

新入生歓迎スポーツフフェスティバルで、男子・女子ラクロス部がそれぞれ甲南大と対戦した。女子が7-7、男子は2-2でともに引き分け、新入生を前に接戦を繰りひろげた。【4月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

▽女子
 試合開始20秒、MF大西が一人で持ち込み、鮮やかな先制ゴール。神戸の圧勝ムードかと思われたが、その後立て続けに失点し1-3と引き離される。「先制したあと連続得点ができなかった。あのときもっと声を上げていけたら」(大西主将)。
 神戸大は、ゴール前までは攻め上げるものの、ATへのラストパスに精度を欠き、決定的チャンスを作ることができない。それでも相手のファールと大西の突破力で追い上げる。
 試合中盤は、得点と失点を繰り返す展開。6-7と神戸大1点ビハインドの後半17分。ゴール前で、MF大西から受け取ったボールをAT鎌谷が狙いすまし、同点ゴール。7-7で試合を終えた。
 大西主将は「勝つつもりで臨んだ」と結果には満足していなかった。昨年度2部に降格した女子ラクロス部にとって、今年の目標は一部「昇格」ではなく「復帰」。「1部に居続けられるチームにしたい」と話した。?

Photo▽男子
 続けて行われた男子ラクロス部の試合でも、神戸大は2-2で甲南大と引き分けた。  春のトーナメントでも対戦する相手、甲南大に勝って勢いをつけたい神戸大だったが、開始わずか50秒で先制されるとその後も追加点も奪われ0-2。パスのミスも続き、AT鳥井のロングシュートも幾度にわたって相手Gに阻まれるなど、嫌な展開のまま前半を終えた。
 しかし後半、神戸大のAT陣が流れを変える。まずは6分、竹内のゴールで試合の主導権は一気に神戸大へ。田中陽の枠を捉えるシュートは惜しくも反則で認められなかったが、17分には鳥井が強引に持ち込みついに同点。最後に意地を見せた神戸大が、何とか2-2の引き分けに持ち込んだ。
 「(試合内容には)全然満足していない」と試合後に話したのは田中陽。「自分たちの攻撃ができなかった。また基礎技術からやっていかないと」と気持ちを引き締めた。(記者=大野将寛、古田直矢、塚本京平、西田健悟、濱田直毅、深江友樹)

●新入生歓迎スポーツフフェスティバル(4月15日・王子スタジアム)
▽女子
神戸大 2 5=7
甲南大 4 3=7

▽男子
神戸大 0 2=2
甲南大 2 0=2

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