神戸大演劇部自由劇場の新歓公演「有毒少年」(作:末満健一 演出:大城優)が4月22日から25日の4日間にわたって行われている。【4月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
有毒環境下でしか生きられない「有毒少年」と、免疫不全のために普通の世界では生きられない「無毒少女」。対照的な2人と、彼らを取り巻く世界や謎がこの劇では描かれている。「孤独」や「死」という重いテーマを扱いながらも、ダンスや歌などを取り入れることで、観客を飽きさせない、疲れさせない構成になっている。終幕後は観客席から大きな拍手が聞かれた。
「有毒少年」を演じた堤佳奈さん(文・2年)は、2週間前から毎日練習を続け今日に臨んだという。「練習を通じて周りと協力し合い、支え合うことを知った」と公演後話した。また、新入生を迎えたこれからの自由劇場については、「一般企業に就職する部員もそうでない部員も、全員が一つの目的に向かい、充実した大学生活を送ることができるようにしたい」と語った。
発達科学部2年の女子学生は、「今回初めて(公演に)来た。踊りあり、笑いありで面白かったけれど、内容は本格的で考えさせられる部分もあった」と笑顔だった。 千秋楽は明日25日午後5時30分から。
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