神戸大生協は今年で設立50周年を迎えるのを記念して、「生協設立50周年企画」を4月10日から行っている。第一弾としてお茶が、第二弾としてサンドウィッチが既に販売されている。神戸大生協は設立50周年を迎えて、どのように動いていくのか。今企画のリーダーで、神戸大生協専務理事の末松泰信さんに話を聞いた。【5月8日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大生協は今年で設立50周年を迎える。そんな記念すべき年に、兵庫県立大西部生協から神戸大生協に赴任した人物がいる。末松秦信(すえまつ・やすのぶ)さんだ。末松さんは今年1月に神戸大生協の専務理事に就任。2月ごろから「生協設立50周年企画」に着手した。「長年いる生協職員ならば(企画に)適したものが何かわかるはず」と思い職員に案を募った。お茶、パン、弁当などの候補が出て、それぞれ商品化に向けて動き出した。
「特に何を第1弾として出そうとしたのではなく、たまたまお茶が最初にできただけ」と話すペットボトルのお茶は、生協の完全なオリジナル商品。港町・神戸を象徴するポートタワーの入ったラベルは職員が作成し、お茶の味も職員らが試飲して決めた。
続いて販売されたサンドウィッチも生協オリジナル商品。「添加物など一切使っていない」のがウリだ。
神戸大生協は今後も「設立50周年企画」を展開していく。記念商品の案を組合員から募集する可能性もあると末松さんは話す。また、今秋には六甲ホールで大々的な記念行事も予定しているという。
末松さんは「今までの神戸大生協は組合員(生協利用者)と同じ目線でなかった印象がある」と話す。生協への出資者である組合員に対して、神戸大生協はあまり広報活動を行っていなかったのが、そう話す理由の1つだ。「組合員と同じ目線で接していくのが理想の生協」と末松さんは話した。
「大学と共生する生協は福利厚生施設の一端を担っている。学生に神戸大に行ってよかったと思われるぐらいの生協にしていきたい」と意気込む末松さん。「新入生」専務理事は神戸大生協に新しい風を吹かせそうだ。(記者=
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