関西の学生が中心になって企画された、「実践型インターンシップフェア2007inSUMMER」が6月16日、京都市内のウィングス京都で開催された。このイベントは、企業へのインターンシップ(一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度)を学生に広く知ってもらおうという試みで、NPO法人JAE(本部大阪市)が行っているもので、今年で4年目になる。【6月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
今回は主に、学生の受け入れ先企業による、インターンについてのプレゼンテーションと現役インターン生との討論会が行われ、学生たちは一様に真剣な表情で話に耳を傾けていた。終了後には交流会が行われ、経営者と積極的に交流する学生の姿が目立った。
フェアの主催者の一人である、NPO法人JAEの中永えりこさん(経営・4年)は、「自分がインターンをした時に感じた充実感が伝われば」と開催前に語った。フェアの開催にあたって、「メンバーと意見が合わず、衝突が絶えなかった」と中永さん。しかし、ミーティングを重ねるうちにチームにまとまりが生まれ、フェアを成功させることが出来た、と充実した表情で今回のフェアを振り返っていた。
主に挨拶状を中心とした印刷事業を展開する、株式会社にっこう社の徳丸博之さんは、「企業と学生が直接語り合う機会はとても貴重。この機会を活かし、自分自身を成長させていって欲しい」とフェアに参加した学生にエールを送った。
初めてフェアに参加したという、南さん(立命・1年)は、「経営者の生の話を聞けて刺激になった」と満足した表情で語った。
《訂正》記事の中で「中永永利子さん」とあったのは「中永えりこさん」の誤りでした。お詫びして訂正します。(編集部 2007年6月22日午前0時30分入力)?
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