小野市の蓬莱務市長による講義が7月27日、神戸大文学部で行われた。小野市の行政経営と人材育成について講義し、学生らはメモをとりながら熱心に聞き入っていた。【7月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は2005年1月に小野市と連携協力の協定を結んでいる。今回の講義は文学部の地域歴史遺産保全活用基礎論のリレー講義の一環として行われた。
蓬莱市長は小野市の行政経営やまちづくり、求められる人材の育成などについて講義した。歴史遺産を活用した小野市のまちづくりについて説明し、地域の活性化のためには「ことおこし、ものおこし、それらを支える人おこし」が必要だと話した。人材育成については、小野市型期限付嘱託職員制度を紹介。最長3年間正職員と同じ仕事をするというもので、若者たちのスキルアップや多様な人材の発掘などを目的としているという。
最後に蓬莱市長は人それぞれの持ち味を生かすことが大切だと話し、「出る杭は打たれるのではなく、出ない杭は地中で腐るしかない。出る杭になって青春時代をのりきっていただけたら」と学生らに呼びかけた。
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