硬式野球部OP戦、神戸大-京産大が京産大総合グラウンドで8月5日に行われた。神戸大はエース斎藤(発達・4年)をはじめ投手陣が打ち込まれ、3-10の大差で敗れた。【8月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
「変化球に切れがなく、ストレートも1球で仕留められた。真っすぐ(直球)はインコースや低目を意識したんですが…」。5回を投げて被安打12、失点7。神戸大のマウンドを2年間守り続けた男は明らかに苦しんでいた。
カーブでカウントを稼げず、高めに浮き、中に入っていく直球をことごとく痛打された。「私大にやられるいつものパターン」と中村監督。エースとして、4年生としてチームを引っ張ってきた斎藤も、敵地でらしさを見せることができなかった。
強豪相手とは言え、まさかの大炎上。最後のリーグを直前に控えながら、「やってやるぞという思いはもちろんあるが、ミスが許されない立場という不安もある。(秋の目標は)テンポ良く投げ、(春に11失点した)大教大戦の反省を生かして大崩れしないこと」。自信にあふれた言葉は聞こえてこなかった。
この日は打線も低迷し、守備陣は3失策。リリーフ投手も失点を重ねた。斎藤が抑えてしっかり守り、打線の援護を待つのが神戸大の必勝パターン。エースが復活しない限り、神戸大の優勝は見えてこない。
●神戸大硬式野球部OP戦(8月5日・京産大総合グラウンド)
神戸大 000 002 100=3
京産大 100 420 210=10
【神戸大】●斎藤、伊勢本、成徳-河嶋、中田
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。