神戸大関連の商品に新たな顔が登場した。神戸大大学院農学研究科の農場で作られたじゃがいもを使用しているポテトチップス「らんらんチップス」が7月24日から神戸大生協などで販売されている。【8月29日 神戸大NEWS NET=UNN】?
カルビー湖南株式会社製造グループの中にいる神戸大卒業生が、同研究科がじゃがいもを販売していることを神戸大の広報誌で知り、同社はこのじゃがいもを使用したポテトチップスを販売することを計画した。だが、商品化へたどり着くまでには関門があった。栽培されているじゃがいもは「らんらんチップ」と呼ばれる品種で、これまで品種限定ポテトチップスとして商品化されたことがなかった。同社は昨年7月に収穫されたじゃがいもで品質調査などを行い、約1年かけて完成させた。
釜揚げ製法を用い、低温で揚げることでポテトチップスに独特の堅さを持たせている。じゃがいも本来の味が出る様、味はうす塩のみ。また、同農場で収穫されるじゃがいもの生産数は限られている為、数量限定販売としている。同商品は神戸大生協では3袋セット300円で販売されているほか、神戸空港、一部のJRキオスクなどでは同セット350円で販売されている。
同商品の販売を取り扱っている神戸大生協では、当初の見込みよりも大幅に売れ、「メーカーに無理を言って他小売店の商品をまわしてもらっている状態(8月22日現在)」(同生協関係者)。在庫がなくなり次第販売を終了するが、「生協としましては、神戸大学附属農場で活動、活躍されている皆さんの姿を幅広く神戸大学全キャンパスのみなさんへお伝えする一つの形として(来年度以降も)販売を継続していきたいと考えています」と同生協関係者は話している。
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