逆転勝利で優勝に王手 女子タッチフット

関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ、神戸大ROOKS-聖和大Capricious Angelsが9月30日、聖和大グラウンドで行われた。試合は第2Qに逆転した神戸大がそのまま聖和大を圧倒。40-7で勝利した。【9月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

 午前の雨でぬかるんだ地面、前節とはうって変わり肌寒い天候。全勝同士、ともに勝てば東西王座出場に大きく近づく一戦とあり、悪条件のフィールド内には試合前から緊張感が漂っていた。
 武庫川女大との決戦まで負けは許されないROOKS。QB佐野(発達・2年)からG高田(理・4年)へのロングパスがつながり第1Qから先制。勝利へ向け幸先の良いスタートを切る。
 ところが第1Qの終了間際、聖和大に一瞬のすきをつかれまさかの同点。TFPも奪われ、この大会初めてリードを許す。これまで2試合を大差で飾ってきただけに、嫌な雰囲気が第1Qを終えたROOKSベンチを覆い始めた。
Photo しかしこの緊迫した場面、経験豊富なエースが空気を一掃する。第2Q開始直後、パスを受けた高田が30ヤード近くを独走し再逆転のTD。このプレーで流れを一気に引き寄せたROOKSが、その後は試合の主導権を完全につかみ40-7で勝利した。
 これで関西制覇に王手。東西王座決定戦の出場権もほぼ獲得した(*)。ライバル・武庫川女大との戦いは最終節である次節、そして東西王座の決勝と2度用意されているが、「目標は全勝で東西王座も制覇すること。これからの時期が大事」と高田は気を引き締める。
 過去ライバル相手に悔し涙を流し続けたチーム。これまでの思いを、そしてこの1年の成果をぶつける戦いはいよいよ目前に迫った。

●関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月30日・聖和大グラウンド)
神戸大 6 13 7 14=40
聖和大 7 0 0 0=7

*東西王座決定戦に出場できるのはリーグ上位2校。10月8日の聖和大-武庫川女大で聖和大が勝利し、10月28日の神戸大-武庫川女大で武庫川女大が、聖和大-京府大で聖和大がともに勝利すると3校が3勝1敗で並ぶ。このケースは3校が優勝となり、出場校はプレーオフで決定される。このケース以外ならば、神戸大の出場は無条件で決定する。(日程は全て予定。順位の詳細は関西学生タッチフットボール連盟ホームページまで。)

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