関西学生ラクロスリーグ男子第7戦(最終戦)神戸大-大阪市大が11月10日、山城総合運動公園で行われ、神戸大が19-7で快勝。神戸大は通算2勝2分3敗で1部リーグ4位。1部2部入れ替え戦を回避し、今シーズンを終えた。【11月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
勝てば1部残留を決め4年生は引退、引き分け以下なら入れ替え戦に出場しなければならない最終戦。元々10月27日に予定されていたが雨のため順延。最初は気が抜けたが、「このメンバーで楽しめる時間が増えた」「4年分を思いっきり出し切ろう」。そんな思いで望んだという。
神戸大は試合開始からエンジン全開。得点を重ね、ベンチからは歓声とかけ声があがる。すると、今季ディフェンスの要として活躍してきた4年生DF安田も、最終戦で今季初ゴールを決め自身の引退に華を添える。さらに4年生ATコンビ鳥井・中島が息の合ったプレーから繰り出されるシュートが、次々と大阪市大ゴールに襲いかかり、前半11-2。
圧巻だったのは第4Q2分。ゴール前フリーでもらった鳥井が、得意の背面シュート。 試合終盤はレギュラー関係なく4年生全員が出場。「最後のほうはあと何分しか(ラクロスが)できない」と時計を気にしていたという主将。残り20秒で、FOから5秒足らずで19点目を決めたのは4年生MT大島だった。19-7と快勝で最後の試合を終えた。
「勝ったり負けたりしたけど、それでラクロスが嫌いなるわけじゃない。みんなで好きなスポーツをやれた」と4年間を振り返る主将の瞳はかすかに潤んでいた。
●関西学生ラクロスリーグ第7戦(11月10日・山城総合運動公園)
神戸大 6 5 3 5=19
大市大 0 2 2 3=7
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