初勝利で残留見えた アメフット龍谷大戦

関西学生アメフット、神戸大-龍谷大が11月11日にエキスポフラッシュフィールドで行われた。負ければ入れ替え戦出場が決定する1戦で、神戸大は龍谷大を攻守に圧倒。41-7で今季初勝利を決めた。【11月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

 暗闇からついに抜け出すときがきた。開幕6戦目にして初白星。寺坂主将(経済・4年)は「ほんまに、やっと1勝」と安堵の表情を浮かべた。

 文句なしの大勝だった。今季最多得点となる41点と最小失点となる7点。第1Q4分にQB大原(経済・3年)からWR長田(工・4年)への28ヤードTDパスで先制すると、2分後にもRB竹内(工・4年)がダイブで押し込みTD。後半も、WR大園(発達・2年)が2TDをあげるなど計6TDをたたき出した。

 パッシング合計233ヤード、被インターセプトは1回。大原が爆発した。周囲の期待を背負い、司令塔に就任してからリーグ戦では過去5戦全敗。「僕は勝てないQBなのかなと」。相手ディフェンスの圧力に耐え切れず、逃げるような形となり走りながらパスをしてしまう。それが原因でパッシングではリーグ3位ながら、被インターセプトの多さに泣いていた。「あまり走らない。逃げない」。前回の試合後からは、弱点を矯正する練習を徹底。この試合では、OLの後ろでじっと我慢し、相手ディフェンスを十分に引きつけてからパスを繰り出し成功させた。「今日は周りが見えていた」。

Photo 「大原の調子がよかった。今日は彼に限らず、選手たちに思い切っていけといった」と安井ヘッドコーチ。これで、最後の同志社戦で勝てば自力で1部残留の希望が生まれた。「優勝とかは遠いものになってしまった。僕ら4回生のできることはチームを1部に置いておくこと。僕らは勝つためにやってきた」と寺坂主将は力を込めた。


●関西学生アメフットリーグ(11月11日・エキスポフラッシュフィールド)
神戸大 14 0 13 14=41
龍谷大  0 0  0  7=7

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