今秋の紫綬褒章を受章 医学部・春日教授

神戸大は11月5日、春日雅人・医学部教授(糖尿病・代謝・内分泌内科学)が進める糖尿病・代謝学分野の研究が政府に評価され、平成19年秋の紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受章したことをホームページ上で発表した。【11月16日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 紫綬褒章(しじゅほうしょう)は、学術、芸術上の発明、改良、創作に関して実績の著しい者に政府から授与される。

 糖尿病と深い関係を持つといわれる、すい臓から分泌されるホルモンのインスリン(インシュリン)。インスリンは細胞表面にあるインスリン受容体と結合することで、血液によって運ばれてきたブドウ糖を細胞内に送るエネルギーとして使われる。
 春日教授は、糖尿病・代謝学の分野において、?インスリン受容体の機能並びにその異常による病態の解明、?細胞レベルにおけるインスリン作用機序の解明、?個体レベルにおけるインスリン作用機序並びに糖尿病の成因の解明に務めたことを政府に評価された。

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