第13回全日本フットサル選手権関西大会が1月14日、大阪市中央体育館で行われた。兵庫県代表として同大会に挑んだ神戸大フォルサは、グループリーグで最下位に終わり、選手権敗退が決まった。1試合目はJOYに1-2で敗れ、2試合目はCROTALO奈良に1-1で引き分け、1敗1分で勝ち点1だった。【1月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
ボールがクロスバーに跳ね返る。ゴール前の密度が急上昇する。ネットが、揺れた。
試合終了まで残り7秒のことだった。JOY戦を落とし、GL通過のためには勝つしかないCROTALO戦。ゴール前の混戦から痛恨の同点弾を食らい、GL最下位が決まった。
後半11分にカウンターから、A東中(発達・2年)が先制ゴールを奪った。「点が取れない感じは無かったし、自分たちのしたいことの8割は出来ていた」が、「最後の場面で押し切られたかな、運も無かったかもしれませんね」。先制点をアシストした赤本主将(経済・3年)は力なく笑った。
創部史上、初めて掴んだ兵庫県代表の座。そこまでの道のりの厳しさとは裏腹に、突然の幕引きがフォルサに訪れた。だが、関西リーグの試合をが目前に控えた今、落ち込んでばかりもいられない。「(次のリーグ戦まで)あと1週間無いですけど、切り替えるしかない」。主将は下など向いていない。(記者=深江友樹)
●第13回全日本フットサル選手権関西大会GL第2試合
神戸大フォルサ 1 0-0 1 CROTALO奈良
1-1
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