このほど、サルが神戸大に一足早く「入学」した。目撃者で、神戸大百年史編集室に勤める野邑理栄子さん(のむら・りえこ)の話によると、サルは1匹で行動し、綺麗な毛並みで、丸々と肥えていたという。【2月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
1月31日の昼休み過ぎ。百年記念館前にサルがちょこんと座っていたという。野邑さんは「何でここにサルがいるの」と驚きを隠すことができず、同僚にこのことを伝えようと一旦編集室に向かい、現場に戻ると既にサルは去っていた。
野邑さんらはサルをしばらく探していると、LANSBOX近くのマンション前で発見。発見当時、サルはミカンらしきものをモシャモシャと食べており、野邑さんがその模様を撮影しようと近づくと「キーッ」と威嚇(いかく)されたという。
サルは1匹で行動し、綺麗な毛並みで、丸々と肥えていたという。「ニホンザルではないか」と野邑さんは話している。
イノシシに次ぐ、新たな動物の出現は必ずしも明るい知らせとは限らない。今回のサルが野生であるかは不明だが、キャンパスの立地上、野生動物が出現する可能性は十分にある。その背景として、山にエサが不足していることが考えられる。普段とは異なる環境に、野生動物は相当警戒している。発見した際は、危害を与えず見守ることが大切だ。
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