文科省が進めている複数大学による共同学部の設立が可能となる制度。神戸大は神戸薬大と昨年7月17日に連携協定を結んでおり、単位互換制度の導入、客員教授を招いての講義などを実施している。今回の制度が実現すれば両大学による共同学部設立の可能性がある。神戸薬大はニュースネットの取材に対し、「まずは連携を強化していきたい」とした。【3月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
千原和夫・医学部長は「将来は(神戸薬大と)共同で『生命総薬科学部』のような学部の設置を目指したい」と共同学部の設置に医学部としては前向きであることを、2月23日付の朝日新聞の記事で話している。
これに対して神戸薬大は昨年7月に結ばれた連携協定を更に強化していきたい考えをニュースネットの取材で明らかにした。現在、両大学間では、単位互換制度の導入、客員教授を招いての講演会などが行われており、来年度からは神戸大大学院医学系研究科に新たに専門薬剤師コースが設けられ、両大学の教員が協力してコース運営していく予定だ。
「まずは連携を強化していくことに重点をおく。共同学部の構想はまだ(神戸大と)何も話していません」と神戸薬大関係者は話す。
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