兵庫フットサルチャンピオンシップ2008グループリーグが3月9日、北神戸田園スポーツアリーナで行われた。フォルサは第1試合のRAT戦を7-1で快勝。第2試合のLegarsi戦を2-2を引き分け、グループリーグを1位で通過を決めた。【3月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
試合終了まで残り3分、やっとのことで追いついた。
フォルサの新シーズンが開幕した。昨シーズンの主力メンバーはほぼ残留するが、新4年生は就職活動であまりチームに帯同できなくなる。この試合は、新3年生までのメンバーで出場。新4年生が居ない中でどこまで戦えるか、試合はそれを占う試金石でもあった。
初戦、格下相手に実力の差を見せつけ快勝。Legarsi戦では、得失点差の関係で引き分け以上でGL通過が決まる。
試合開始のホイッスルとともに、フォルサが試合を支配する。パスを回すフォルサと、カウンターを狙うLegarsi、試合の構造はシンプルなものだった。先手を取ったのはフォルサだ。前半11分にA上原(工・1年)がゴール。しかし、ここから試合の流れが変わる。「僕らは本来カウンターを狙うチーム。なのに今日は、慣れないパスでの攻めをさせられた」。新シーズンでキャプテンマークを巻くP東中(発達・2年)は試合を振り返る。前半14分、16分と、カウンターから左サイドを破られ逆転を許してしまうのだ。
「やっぱり新4年がいないと、まだチームが落ち着かない。バタバタしてしまう」(上原)。後半に入っても、格下の相手に苦しむフォルサ。ボールは回せるが、自陣ゴール前を固めた相手の守備をなかなか崩せない。そこで生きたのがRAT戦での反省だ。「シュートを打ったらファーに詰める、っていう約束事を徹底させた」(上原)。後半17分、シュートのこぼれ球にスライディング。決めたのは、ファーに詰めていた石原だった。
4月22日に行われる決勝トーナメントに向けて、「もちろんやるからには優勝を」(上原)。新主将の下で、新3年までのチームが、兵庫でどこまでいけるのか。
●兵庫フットサルチャンピオンシップ2008グループリーグ(3月9日・北神戸田園スポーツアリーナで)
フォルサ 2 1-2 2 Legarsi
1-0
【フォルサ】上原(14分、37分)
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