神戸大サッカー部が3月15日、海事科学グラウンドで阪大と練習試合を行った。主力組が出場した90分間の試合では、同点で迎えた試合終了間際に失点。1-2で神戸大が敗れた。【3月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
「非常に良くなかった。全然違うチームだった」。北口監督の言葉が、試合を如実に表していた。
前半9分、カウンターからあっさり先制点を献上。堅い守備からロングボール主体の攻めを見せる相手に苦しんだ。「前の選手は(ショートパスを)繋ぎたい、後ろの選手は(ロングボールを)蹴りたい。それがかみ合わずに焦りだけがつのった前半だった」。新主将、湯浅(発達・3年)も悔しげな表情を見せる。
「ハーフタイムのミーティングで焦りはなくなった」(湯浅)後半。地力で勝る神戸大が押し返す。後半36分、相手守備陣のラインの乱れを突き、FW仙波(海事・3年)が同点ゴール。МF大道(工・2年)のロングスルーパスに反応、キーパ ーとの一対一でも冷静にシュートを流し込んだ。しかし、「同点に追いついてほっとしてしまった」(湯浅)。後半41分、自陣ゴール前を完全に崩され、1-2。「最悪の試合展開」(北口監督)で格下の阪大に敗れた。
「前日までの合宿では良かったんだが…」と、監督も首をかしげる。主将も、「難しいことは要らない、単純なことを徹底させないと」とポツリ。来年度のリーグ開幕戦は4月26日、天理大戦だ。「こんな試合をリーグでは絶対にしてはいけない」。しっかりとした口調で指揮官は言い切った。
●練習試合(3月15日・海事科学グラウンドで)
神戸大 1 0-1 2 阪大
1-1
【神戸大】仙波(後半36分)
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