平成19年度学位授与式が神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で3月25日に行われた。学部、博士課程前期課程、専門職学位課程合わせて3974人が卒業、社会へ新たな一歩を踏み出した。【3月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
卒業生とその家族、卒業生の晴れ姿を見ようと訪れた学生らで会場はほぼ満席となった。
野上智行学長は、グローバル化で常に変化している現代社会ではその変化に対応できる視点を持つことが重要であることを強調し、卒業生に向けて「時代をリードする人としてご活躍されることを祈念します」とエールを送った。
卒業生を代表して経営学部の小西このみさんは「神戸大で過ごした4年間は私たちの誇りです。凛と背筋を伸ばして前に進み、その軌跡をしっかりと社会の中に刻んでゆきたいと思います」と時折声を震わせながら式辞を読み上げた。
交響楽団と混声合唱団による学歌合唱の後、神戸大初の女性応援団長である岡田茉実さんが引退、卒業し新たな体制となった応援団による演舞で式に幕が下ろされた。
式後、卒業生は友人や後輩と記念撮影を行うなどして別れを惜しんだ。
経営学部を卒業した男子学生は「今まで卒業の実感はなかったけれど、学歌を聞いた瞬間に『卒業したんだ』という気になった」と話した。
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