近畿学生野球春季リーグ戦が4月4日に開幕する。6大学による総当たり戦で2試合先勝した大学が勝ち点を得られ、勝ち点の最も多い大学の優勝となる。神戸大は南港球場で5日午前10時から行われる大教大戦を皮切りに約1ヵ月間で1部リーグの5大学と対戦、優勝を目指すことになる。【4月2日 神戸大NEWS NET=UNN】
私大を倒したい。この思いはチーム全員が抱いている。奈産大・阪南大にはここ何年も勝ち点が奪えない状態が続いている。そこで高知での冬季合宿ではスピード・パワーで私大に劣る分を補うために体力強化に重点を置いた練習をこなした。オープン戦序盤こそ寒さの影響もあり結果が伴わないことが多かったが、試合を重ねるごとに投球やスイングに鋭さが出てきた。
投手陣では安井(経営・4年)にかかる期待が大きい。「今年は自分がやらなくてはいけない。勝ちにこだわりたい」とエースとしての自覚は十分。合宿では新変化球の習得に取り組み、投球の幅が広がった。開幕投手に向けて万全の状態だ。また、内田(経済・2年)・濱本(発達・3年)の台頭が大きい。2投手ともオープン戦では中継ぎで安定した投球を披露。監督の信頼を勝ち取った。
野手陣では4番を打つ下濱(経済・4年)がキーマンとなる。昨秋のリーグ戦でベストナインに選出された主将は今季も打撃・守備両面でチームをけん引する立場だ。「優勝したい。10打点以上あげたい」とチームの勝利を誰よりも渇望している。
オープン戦では相手にリードを許し、点差を追いかける試合展開が多かったが、先取点を奪い逃げ切り体制に持ち込めば必ず勝機はあるはずだ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。