近畿学生野球春季リーグ第1節1回戦、神戸大-大教大が4月5日に南港中央野球場で行われた。神戸大は8回に同点に追いつくと、延長13回に金川(発達・3年)がサヨナラ適時打を放ち、開幕戦を2-1で勝利した。【4月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
延長13回に及ぶ死闘に終止符を打ったのは金川の一振りだった。13回表に一死一・二塁のピンチを中堅手後藤(経営・2回)の本塁刺殺で乗り切った神戸大はその裏、連打で二死二・三塁のチャンスを作る。「スライダーを待っていた」とカウント0-1から真ん中高めに甘く入ったスライダーを叩いた打球は二遊間を抜けていくサヨナラ適時打となった。「チャンスで自分に回って来いと思っていた。ここで打たなければ申し訳ないと思った」と金川は殊勲打にホッとしている様子。打球が抜けた瞬間、ベンチから神戸大ナインが一斉に飛び出し、金川は手荒い祝福を受けた。
神戸大は18選手をつぎ込む総力戦で大きな一勝を得た。投手陣もほぼ毎回得点圏に走者を背負う展開ながらも初の開幕投手を務めた伊勢本(工・3年)を含む3投手のリレーで13回を1失点。中村監督不在で代理指揮を執った松本コーチ(工学研究科M1)は「初戦の硬さはあったが、選手に緊張はなかった。自分たちの形で勝てた」と開幕戦白星発進に安堵の表情。奮起の春、神戸大は最高のスタートをきることができた。
?●近畿学生春季リーグ第1節1回戦(4月5日・南港中央野球場)
大教大 000 000 100 000 0 =1
神戸大 000 000 010 000 1×=2
【大教大】北岡、●林-斎竹
【神戸大】伊勢本、内田、○福井-中田
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