保健学科で退職強要 大学、アカハラ認める

医学部保健学科で、30歳代の女性助教が上司の女性教授から退職を強要する嫌がらせがあったとして、神戸地方裁判所の労働審判委員会が3月24日に、神戸大に対して30万円の解決金を支払うように命じていたことがわかった。神戸大は「一部使用者責任を認めざるをえない」として、意義申し立てを断念した。【4月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

 女性助教は女性教授から「他の職場を探すのも一方法」などと書かれた手紙を受け取り、嫌がらせを受けていた。男性教授にも相談していたが、話を聞いてもらえず、女性助教は体調を崩して平成18年秋ごろから出勤できなくなった。

 神戸大は女性助教の相談を受け、平成19年1月からハラスメント相談委員会を設置し、調査。同年10月に、アカデミック・ハラスメントがあったとして教授2人を厳重注意処分にした。被害を受けた女性助教は現在も職場復帰ができていないという。

 出澤忠総務部長は「今後、改めて学内会議等においてハラスメント防止の重要性を周知して参りたい」とコメントしている。

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