関西学生ソフトボールリーグが4月6日に万博記念公園スポーツ広場で開幕した。3部リーグに所属する神戸大は大経大戦を10-9の逆転サヨナラで勝利し、最高の形で初戦を飾った。【4月13日 神戸大NEWS NET=UNN】
1点ビハインドで迎えた最終回。先頭の小山(工・3年)が1塁線を破る安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め逆転への足がかりをつかむ。3番柴田(医・2年)の打球が大経大二塁手の失策を招くと、流れは完全に神戸大へ。盗塁を絡め無死2・3塁の場面で主将・塚本(文・3年)が三遊間を破る適時打。神戸大が土壇場で同点に追いつく。
1死後、打席に向かう服部(経済・3年)に出されたサインは初球スクイズ。失敗すれば試合終了、という緊迫した場面だったが、「球が止まって見えた」(服部)と落ち着いて転がし塚本を生還させ、サヨナラ勝利を決めた。
昨秋、3部に降格した神戸大。今季の目標は「3部優勝」、そして「2部復帰」。とは言え強豪ひしめくブロックで、この日の敗戦は目標が大きく遠のくことを意味していた。最終回に逆転を許す苦しい展開の中、劇的な勝利をつかめた意味合いは大きい。
昨春以来の2部復帰へ。まずは最高のスタートを神戸大が切った。
●関西学生ソフトボールリーグ(4月6日・万博記念公園スポーツ広場)
(試合時間80分)
大経大 400 104=9
神戸大 105 112x=10
【大経大】●中村-福山、寺地
【神戸大】○榊原-川西
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