春風に乗せる音色 クラギ新歓コンサート

ラシックギター部が4月15日、国際文化学部キャンパスで新歓コンサートを行った。ソロから四重奏まで、クラシックギターが織りなす美しい音色に、新入生らが耳を傾けた。新歓コンサートは18、23日にも行われる。【4月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

 クラシックギター。一般の大学生の間ではポピュラーではないかもしれない。「実は僕も、大学に入ったときはアコースティックギターがやりたかったんですけどね」。部長の辻井さん(文・3年)が笑った。

 今回行われた新歓コンサートでは、部員らが全6曲を演奏。授業の関係などで参加できた部員は少なかったが、その音色への気持ちは変わらなかった。中でも、新歓コンサートのフィナーレを飾ったのが「TAKUMI-匠-」。かつてABC/テレビ朝日系全国ネットで放送された人気番組、「大改造!!劇的ビフォーアフター」で使用されている曲だ。もともとは部員全員でパートを分担し演奏する予定だったが、部員が揃わず急きょ4人での四重奏に変更した。

 軽やかに、そして涼やかに紡がれるメロディー。互いにアイコンタクトを取りながら、4人の呼吸を合わせ、その音色に厚みを加える。しばらく響いた最後の音色を止め、演奏を終えると、部員らの顔にホッとした表情が浮かんだ。
 
 「今日は新歓ということもあって、クラシックからポップまで、様々な曲を演奏しました」と話す辻井さん。クラシックギターならではの良さを尋ねると、「指使いがとても細かくてしんどいんですが、それをイメージ通りに弾き切ったときの達成感」と答えてくれた。アコースティックギターなど、「現代風の音楽」が人気を博す今だからこそ、クラシックという「生真面目だけれども細やかな音楽」の良さが引き立つ。「クラシックギターもかっこいいと思う」(辻井さん)。新入生に捧ぐ新歓コンサートは、18、23日にも国際文化学部キャンパスB棟203教室で行われる。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

月別アーカイブ

サークル・部活総覧

  1. 神戸大のサークル・部活のツイッター・アカウントを探せるぞっ!クリックすると、『神大PORT…
  2.  神戸大学の文化系のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随…
  3. 神戸大学のスポーツ系のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随…
  4. 神戸大学の医学部のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随時更…
ページ上部へ戻る