第35回関西学生バスケットボール選手権大会の1回戦、神戸大-神院大戦が4月19日、甲南大体育館で行われた。神戸大は前半から大きくリードを奪い91-72で勝利。2回戦へ駒を進めた。【4月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
「自分たちのバスケができた」と試合を振り返ったのはF北川主将(工・4)。ディフェンスに重点を置き、素早い切り替えを意識したことで、ムダの無い攻撃ができるようになった。3月下旬から行われた強化リーグでは勝ちにこだわらず、各自がやるべきことを確実にできるようにすることを重視。「(強化リーグの)4週間で少しずつプレーの質が上がってきた」(北川主将)。その結果を試合で存分に発揮した。
序盤こそリードを許したが第1Qを終えて20点差。神院大の度重なるファールとパスカットからのカウンター攻撃で一気にたたみかけた。「4年生は就職活動であまり練習はできていない」と立山コーチは話したが、豊富な運動量で神院大に付け入る隙を与えない。第2Q終盤でG堀江がファールにより退場するアクシデントに見舞われるも、前半終了時点で67-29とさらに突き放した。
第3Q中盤で大きくメンバーを入れ替えた。第2Qで相手選手の肘が目に入り退場したG堀江もケガは無かったが大事を取って休養。「(後半出場した選手らは)試合に出られる機会が少ないので、いい経験になった」と立山コーチ。後半は24-43と結果的に追い上げられる形になったものの、点数以上に収穫は多かった。
次の相手は摂南大。その先には同じ1部リーグの天理大と対戦する可能性がある。「(天理大には)絶対勝ちたい。目標はベスト4」と北川主将は意気込む。長い冬を越えたバスケ部の春がようやく始まった。
●第35回関西学生バスケットボール選手権大会1回戦(4月19日・甲南大体育館) 神戸大 91 34-14 72 神院大 33-15 14-20 10-23
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