近畿学生野球春季リーグ第4節1回戦、神戸大-奈産大が4月26日、南港中央野球場で行われた。神戸大はエース安井(経営・4年)が力投するも、打線が奮わず、1-3で敗戦。これで開幕から4連勝のあと、3連敗となった。【4月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
一打に泣いた。奈産大のエースで、今秋のドラフト候補にもあがっている蕭と五分に投げ合いながら、3安打3失点の完投負け。4回までは、安打を許さなかった安井は無念の表情を浮かべた。
悔やまれるのは、5回。二死満塁から3球目の変化球を痛打され、2点適時打を浴びた。ベンチの指示は「3球とも直球」だった。だが、捕手の中田(発達・3年)はとっさにサインを変更。裏目にでた結果に、「何を考えてたのだろうか」と中村監督はため息をついた。
打線も3安打で、元気がない。4回以降は無安打に終わった。リーグ戦を通じて、北野(発達・4年)と下濱(経済・4年)の三・四番コンビが不振に陥っている。
「ピッチャーはよく投げた。打線が打てない」と中村監督は安井をかばった。一方で、「ここにきてエースを立てて勝てないと、もう優勝はない」。明日負けると、優勝の可能性が消滅する。指揮官は頭を悩ませていた。
●近畿学生春季リーグ第4節1回戦(4月26日・南港中央野球場)
神戸大 010 000 000=1
奈産大 001 020 000=3
【神戸大】●安井-中田
【奈産大】○蕭-吉田
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