ダンスサークルJETTERの新歓ショーが4月28日、国際文化学部の学生会館で行われた。200人近い観客が訪れ、様々なジャンルのダンスを楽しんだ。【4月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
リズム感のある音楽にあわせ、OPENINGが始まる。今回行われた新歓ショーでは、12組のチームが各ジャンルに分かれて、ダンスを披露した。最多3組結成されているのが、HIPHOPとLOCK。その他にもPOP、HOUSE、JAZZ、BREAKなどのジャンルがある。その中でも一際異彩を放っていたのが、BREAKとPOPの二つだ。
床に手をつき、腕で体を支えながら踊るBREAKは芸能界でもナインティナインの岡村隆史さんがCMで披露するように、ダンスの中でもメジャーなジャンルだ。筋力を要求されるため、男性が踊ることが多いダンスだが、この新歓ショーでは女性のBREAKERが男性に交じって演技をした。
今回の新歓ショーで唯一女性BREAKERとしてダンスを披露したのは、親和女子大2年生の丸山由里子さん。男性に交じってBREAKをするのに最初は抵抗があったそうだが、「BREAKはしんどいけど、楽しいから続けられる」と丸山さんは話す。
POPにも唯一の女性ダンサーがいる。POPは、ロボットダンスやパントマイムが源流にあり、人間らしくない動きが特徴のダンスだ。その動きに魅了され、POPを始めたのは桑原亞弓さん(理・2年)。「POPは筋肉を使うし、あまりメジャーでないため女性POPPERが少ないのかも」と桑原さんは話す。以前からダンスをしていたためPOPと出会い、その人間らしくない動きの気持ち悪さに惹かれた。「今日は今まで踊ってきた中で一番気持ち良かった。HIPHOPやBREAKが人気ある中で、これからもPOPを続けていきたい」と満足気だった。
JETTERは神戸大生だけでなく、他大学の学生も交えて活動するダンスサークル。普段は個人練習や、先輩から後輩への指導で技術の上達を図っている。代表の谷川卓也さん(経営・3年)は「今回の新歓ショーのために、3月末の春合宿の後、1ヵ月練習してきた。舞台で踊れて気持ちよかった」と充実感たっぷりだった。 先輩の誘いでショーを見にきたという文学部の新入生は、「一体感があって、かっこよかった」と楽しそうに話した。
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