春季関西学生女子タッチフットボールトーナメント決勝、神戸大ROOKS-武庫川女大GeNTleBReeZeが5月3日、聖和大グラウンドで行われた。ROOKSはQB佐野(発達・3年)が2度のランTDを決めるが、相手に効果的にパスをつながれ13-19で敗戦。全国大会の出場権を手に入れることはできなかった。【5月3日 神戸大NEWS NET=UNN】?
点差以上の完敗だった。第4QにQB佐野のランTDとTFPで王者武庫川女大に6点差にまで迫ったが、追い上げもそこまで。無情にも試合終了の笛が鳴り、全国大会への道は途絶えた。
ロングパスを意識するあまりディフェンスの位置が下がり気味になってしまった。武庫川女大にミドルパスを効果的に使われ1stダウンを許す場面の繰り返し。第2Q終盤にはファールで相手の攻撃が10ヤード後退したものの、直後のプレーで相手QBのパスから50ヤードの勝ち越しランTDを決められた。攻撃でも武庫川女大の固いガードの前にパスがほとんど通らず、追い上げ態勢をつくれなかった。QB佐野が「ポイントになる場面でパスが通らなかった」と言うようにパスで決定機を演出できず、TDは自らのラン突破によるものだけ。攻守にわたって点差以上の実力差を感じる試合内容だった。
過去に苦杯を喫し続けた武庫川女大との因縁の対決。立ち上がりからROOKSの選手たちのプレーは浮足立っていた。今岡コーチも「勝てる雰囲気じゃなかった。(選手たちは)必要以上に緊張していた。力の差を感じた」と完敗を認めざるを得なかった。宿敵・武庫川女大を倒しての全国大会シュガーボウルへの道はそう甘いものではなかった。
●春季関西学生女子タッチフットボールトーナメント(5月3日・聖和大グラウンド)
神戸大 6 0 0 7=13
武庫川女大 6 13 0 0=19
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