昨年ははしか休校の影響で中止となった神戸大学フットボールデー。今回は女子のタッチフットとともに昨年行われるはずだった組み合わせで試合が行われた。
昨秋のリーグ戦で圧倒した相手に終始苦戦した。第1Q10分でQB大原(経済・4年)が負傷退場。第2Qにはパントキックからのリターンで龍谷大に49ヤードの独走TDを許し、前半を終えて7-6。安井ヘッドコーチが「前半は受身になっていた」と話すとおり、攻守において積極性に欠けていた。ファンブルが目立ち、パスが出せなくなる悪循環。「集中力をなくし、自分たちでリズムを崩していた」と5月に復帰したWR大園(発達・3年)も前半のゲーム展開を反省した。
ランで確実に攻めた後半、RB小椋(海事・3年)の53ヤード独走を含む2つのTDとフィールドゴールで龍谷大を突き放した。食い下がる龍谷大に得点のチャンスを与えず、常にボールを支配。終わってみれば龍谷大の倍以上の獲得ヤード数で実力を見せつけた。
安井ヘッドコーチは試合後、「自分たちのプレーが出来ていなかった。この時点で課題が出てきて良かった」と厳しい表情。復帰して2試合目となる大園も「今日は0点の試合。(自分たちのプレーを)100パーセント出していきたい」と振り返った。残り一試合、社会人チームを相手した戦いで最後の調整を図りたいところだ。
●男子アメフット(6月1日・王子スタジアム) 神戸大 0 7 10 10=27 龍谷大 0 6 0 0=6
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