フットボールを多くの人に知ってもらおうと、アメリカンフットボール部が主催する「神戸大学フットボールデー2」が6月22日に王子スタジアムで開催された。神戸大と社会人チームのSRC神戸が対戦。試合は雨の中行われ、神戸大は13-24で敗れた。【6月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
降りしきる雨が神戸大のミスを誘った。4点を追う第2Q中盤だった。敵陣46ヤードからの第4ダウン。スナップされたボールをP種田(経営・2年)がファンブルし、20ヤードのロスをした。攻撃権がSRC神戸に移ると、そのままTDにつなげられた。
「あの7点が痛かった」と主将の春山(法・4年)。
フィールドには大きな水溜りができ、さらに雨は強くなった。その後、QB大原(経済・4年)もボールが手につかず、再三ファンブル。加えて、体格が大きい相手のDLからも強い圧力を受け、司令塔は次第に自信を失っていった。
「オフェンスの柱の自分がうつむきかげんでやってしまった」。大原は反省の言葉を口にした。
第4Q終盤にはWR大園(発達・3年)が2本目のTDを奪う活躍を見せたが、神戸大は集中力を欠いた。ミスが原因でリードを広げられ、社会人の前に屈した。
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春季の締めくくりとなる試合だったが、安井ヘッドコーチは「まだまだ力が足りない」と厳しい言葉。
リーグ戦は昨年と同じく関大、京大と対戦が続く。両チームともに僅差で敗れた相手だが、「去年は勝てる試合を落としたと思える試合だった。開幕2戦に焦点を絞る」と春山主将は秋を見据えた。
●神戸大学フットボールデー2(6月22日・王子スタジアム)
神 戸 大 0 7 0 6=13
SRC神戸 3 14 0 7=24
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