課外活動にも影響 はしか発生から1週間

神戸大の学生がはしか(麻疹)に感染したことが明らかになってから、7月11日で1週間が経過した。現在、休講措置は経済学部生のみが対象で、感染者のいない課外活動団体は活動が認められている。しかし、はしかの感染拡大に伴い各団体の活動に自粛や縮小などの影響が発生している。【7月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

 学生がはしかに感染したことが確認された4日以降、各部・サークルなどの活動に影響が生じている。

 5日の混声合唱団エルデと吹奏楽部の公演、男子ラクロス部の三商大戦は予定通り行われたが、6日の六甲台学生評議会主催の七夕祭は中止となった。7日には経済学部生に対する休講措置が発表され、経済学部生および感染者(疑い含む)が所属する団体の課外活動禁止が決まった。決定に伴い、放送委員会は8日、7月11、12日に予定していた番組発表会の中止を決定。13日に行われるラクロス部の神京戦においても、男子Aチームと1年生チームのみが試合を行い、その他のチームは試合に出場しない方針としている。12日の三商大戦に出場する陸上競技部、ジョイントコンサートに出演する混声合唱団アポロンは経済学部生が参加を自粛する形で対応している。

 神戸大は11日、新たなはしか感染状況を発表。7日の時点で感染者および感染の疑いのある学生は12人としていたが、最新の発表では5学部2研究科で13人になったことを明らかにした。感染拡大に伴う経済学部以外の休講措置など今後の対応については、未定としている。
 また同日、医学部付属病院が経済学部生を対象にはしかワクチンの接種を行うことを表明。学生生活課によると接種は1回あたり約6000円で、7月14日から18日までの午後1時半から4時半の時間帯で実施するとしている。はしかに罹患した経験や過去10年以内に予防接種、あるいは抗体検査を受けて陽性だったことを証明する文書があれば接種の必要はない。12日の時点で学生生活課は、休講措置が解除される予定の19日以降も、接種および罹患経験の証明書を持たない経済学部生は当面の課外活動を禁止する予定だとしている。詳しくは神戸大HPのはしか関連情報(http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/menu/measles-related-2008.htm)で。

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