2008年度関西フットサルリーグ第3節、神戸大フォルサ－カンカンボーイズが7月13日、加古川市立総合体育館で行われた。先制されたフォルサは、追いつき一時はリードを奪ったものの2－2の引き分けに終わった。【7月13日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】

　今節のフォルサの相手は第2節終了時点で6位につけていたカンカンボーイズ。フォルサは5位でひとつ順位は上だが、勝ち点では並ぶ相手。フォルサにとっては、どうしても勝ち点3を手に入れたい相手だった。

　「集中してなかった」とB田代（経営）が悔やむ立ち上がり。フォルサは前半4分、左サイドを崩され先制点を許してしまう。「精度が高く、うまい」とA東中主将(発達・3年)も警戒していたカウンターからの失点だった。その後、相手にボールを回され、いやな状況が続く。そんな状況の中、前半16分、田代が豪快なゴールを決め、試合を振出しに戻した。

田代のゴールで勢いづいたフォルサは、後半開始早々スピードに乗ったカウンターを何度も仕掛ける。後半9分、A石村(工・3年)のボールをフリーだったA森川(工・4年)が相手ゴールに押し込んだ。1点のリードを奪い、勝利が見えてきた。しかし、そう思えたのもつかの間だった。1分後に、相手に同点ゴールを決められてしまう。フォルサはカウンターから何度もゴールを狙うも勝ち越すことができず、結局2－2の引き分けに終わった。

　はしか（麻疹）の流行による経済学部の選手の不在や、多いケガ人による影響は大きく、「準備不足だった」と東中・田代が共に口にした。だが1週間後に次節を控えている。「1週間しかないが、きちんと準備して戦いたい」(東中)。「結果を残す」という目標に向かい、フォルサは立ち止まることなく、前だけを見て走り続ける。

●2008年度関西フットサルリーグ第3節(7月13日・加古川市立総合体育館で)
神戸大フォルサ　2　1－1　2　カンカンボーイズ
　　　　　　　　　 1－1
【神戸大フォルサ】田代(前半16分)、森川(後半9分)