男子ラクロスの定期戦、神戸大-京大が7月13日に京大農学部グラウンドで行われた。学内で感染者が発生している麻疹(はしか)の影響で、主力の経済学部生4人が欠場した神戸大は5-15で大敗した。【7月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
今年2度目の挑戦も退けられた。6月に行われたプライドトーナメント決勝以来となる京大との対決だったが、リベンジはならなかった。
「技術、攻守の切り替えの速さ。両方の面で勝っているところがない」。村上コーチは鎮痛な面持ちで話した。
前半だけで4点差をつけられ、第3Qに突入してからは4連続で失点。それからは個人プレーで突破を図りシュートを狙ったが、京大の堅守を破ることは難しかった。逆に激しいチェックを受けてボールを奪われ、さらに失点を重ねる結果となった。
主将のAT田中陽(4年)や副将のDF田中博(4年)など主力4人が不在であったことも響いた。4人は経済学部生で、7日から18日まで麻疹の影響で自宅待機が義務づけられている。攻守の要を欠く非常事態に対応できなかった。
敗れたからといって下を向いてばかりはいられない。8月24日に行われるリーグ開幕戦で京大と三度戦うことが決まっている。「もう負けられない」と村上コーチ。5年間遠ざかっている関西制覇を成し遂げるためにも、神戸大は京大を超えなければならない。
●定期戦(7月13日・京大農学部グラウンド)
神戸大 0 3 1 1=5
京 大 2 5 5 3=15
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