約40年振りに開花 六甲台本館前の竜舌蘭

六甲台キャンパスの本館前に植えられている竜舌蘭(りゅうぜつらん)が7月28日、約40年振りに開花した。通りかかった学生や教員らは、5、6メートルほどにまで成長した花茎を不思議そうに見上げていた。【7月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

 竜舌蘭(りゅうぜつらん)はリュウゼツラン科の単子葉植物でメキシコや中南米に自生しているほか、食用、繊維用などに栽培され、一部の種類はテキーラの原料となっている。成長が遅く、100年に一度しか開花しないとまで言われることから、別名「センチュリー・プラント」の呼名を持つ。例外を除き、一度開花すると枯れるため、前回とは別の個体が花を咲かせたことになる。

 神戸学術事業会によると、最後に竜舌蘭が開花したのは昭和40年頃。今回は約40年振りの開花になる。7月上旬から葉の中心にある花茎が成長し5、6メートルほどの高さになったという。7月30日現在、花茎の下部の房から黄色い花を咲かせているが、上部はまだつぼみのまま。まだ成長中でさらに花茎が高くなる可能性もある。通常、一度咲くと1、2週間は咲き続けるという。

Photo 近くを通りかかった学生や教員らは珍しそうに花を見上げ、写真や携帯電話のカメラで様子を収める人もいた。
 場所は六甲台本館正面の西側、旧神戸商業大初代学長である田崎慎治教授の銅像のそば。

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