初キッスは放射能の味 はちの巣座・新人公演

演劇研究会はちの巣座による新人公演「Godzilla -KOBE ver.-」(作:大橋泰彦 演出&潤色:五時ゴジラ)が8月19日、尼崎のピッコロシアターで行われた。新入生13人によるコミカルな演技に会場からは笑い声が絶えなかった。【8月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 恋人は体長50メートルのゴジラ。周りの反対をよそにゴジラへの愛を貫くやよいと結婚を食い止めたい家族の思いが交錯。そして2人の別れとともにやよいの前に残酷な現実がせまる。?

 「本当に考えて考えて、楽しんでもらうためにがんばった」と話したのは主役の一ノ瀬やよいを演じた飯尾典子さん(発達・1年)。体長50メートルのゴジラに恋をする乙女という役柄。身長の差や人間と怪獣の違いを表現するための演出方法にこだわった。「最後の一週間はラスト(の脚本)が日替わりみたいで大変だった」と飯尾さん。初めての公演を13人の新入生とともに考え抜いて作りあげた。演出を手がけた萩野宏喜さん(経済・2年)は「おもしろく、わかりやすくしようと思った」と演出について振り返った。本来、ゴジラとやよいが別れた後に火山が噴火する脚本となっているが、あえて震災当時の神戸を舞台に。「(震災時の神戸を舞台とすることに)反発や抵抗もあったが、覚悟の上だった」と萩野さんは話した。?

 はちの巣座の次回公演は11月上旬の六甲祭にあわせて行われる予定。

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