全日本大学フットサル大会2008グループリーグ第2日が8月23日、大阪・舞洲アリーナで行われた。既に2勝していた神戸大フォルサは、引き分け以上で予選通過が決まる状況で順大と対戦。先制したフォルサがそのまま逃げ切り、1-0で勝利。予選リーグを1位通過し、準決勝へと駒を進めた。明日行われる準決勝では、流経大と対戦する。【8月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
スコアは1-0。辛勝に見えるが、北垣監督(保健・4年)は「狙い通りだった」とニヤリ。プラン通りの試合運びで、フォルサが予選通過を決めた。
昨日行われた北海道大戦は1-0で勝利した。だが、「守るときに守備ラインがずるずる下がってしまっていた」と北垣。その課題を修正して第3戦に挑んだ。だから、「昨日の1-0よりも全然楽だった」とA東中主将(発達・3年)。
決勝弾を叩き込んだのは前主将・P赤本(経済・4年)だった。前半13分、B田代(経営・4年)の左クロスに左足で合わせた。「イメージしてた通り」と赤本が笑う。昨日まで1週間、東京で就職先の研修を受けていて、コンディションは最悪だった。それでも、ここぞというところで決める。「あいつが居るのと居ないのとでは全然違う」と北垣。このゴールで先制したフォルサはリードして前半を折り返す。
後半は守る時間帯が続いた。なかなか攻撃に転じられず、苦しい試合展開だったが、「あそこで守りきるのが僕たちの持ち味」と東中主将。試合終了間際にG小川(工・3年)がスーパーセーブを見せるなど、相手の攻撃を最後まで封じきった。
予選を全勝で突破したフォルサ、次なる相手は流経大サッカー部。流経大サッカー部とは、昨年度にも準決勝で対戦し、1-2で敗北した。「あれが今までで一番悔しかった」、「所詮フットサルなんて、と思われた」と何人もの選手が振り返る。ビデオで相手を研究したという北垣監督は、「去年よりメンバーが小粒。今年は勝てる、自分たちのフットサルをすれば負けるはずがない」と自信の表情。「今チームは最高の雰囲気」と赤本も胸を張る。
1年前と俺たちは違う。それを証明してみせる。「リベンジ」。大学フットサルの頂に向かって、フォルサがラストスパートをかける。
●全日本大学フットサル大会2008グループリーグ第2日(8月23日・舞洲アリーナ)
神戸大フォルサ 1 1-0 0 順大
0-0
【神戸大フォルサ】赤本
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