神戸学生制作会による「8月展」が8月26日から31日にかけて西宮北口ギャラリー第1展示室(ACTA西宮東館6F)で開催されている。自由展と「言葉からの創造」というテーマ展との二部構成で、95点の魅力的な作品が展示された。【8月31日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸学生制作会は神戸大はじめとする阪神地域の9大学の美術部により構成され、毎年2月と8月に展覧会を開催している。今回は自由展の65点に加え、「言葉からの創造」をテーマに歌詞や小説、詩などの一節を絵画として表現した30点が出展された。?
自由展では絵画だけでなく立体的な作品も8点展示され、観客の目をひきつけた。「風車」という題の油絵を出展した榎本裕子さん(武庫川女大・2年)は「私は自然が好きなので風景画を選んだ。憧れのオランダをイメージして描いた」と話した。一方のテーマ展でも、引用した言葉から連想する風景をそのまま表現したものや、自分なりの解釈を描いたものなどバラエティーに富む作品が並んだ。?
会場へ訪れた夫婦は「若い人の感性が感じられた。風景画は色使いがきれいで印象に残っている。来春の展示会も来たい」と笑顔で話した。
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