面白さを追求した舞台 自劇プロデュース公演

神戸大演劇部自由劇場によるプロデュース公演「14歳の国」(作:宮沢章夫 演出:西垣葵)が10月3日、4日に六甲台講堂で行われた。自由劇場に所属する3年生の女子学生5人が出演し、本公演とは違う面白さを表現した。【10月5日 神戸大NEWS NET=UNN】

 中学校を舞台に、生徒の荷物をチェックする教師5人のやりとりがコミカルに描かれるが、そこには教師の見てはならない中学生14歳の世界があった。
 今回の舞台は自由劇場の本公演とは違い、制約が無く出演者のやりたいことがそのまま表現された演劇となっている。演出兼教師役を務めた西垣葵さん(神戸松蔭女子大・3年)が演出でこだわったのは「内容よりとにかく面白さ、楽しさを表現すること」。公演について「男子の芝居と女子の芝居は違う。女子の笑いを伝えたかった」と振り返った。
 公演を見に来た佐藤学さん(海事・1年)は「自劇の公演を見るのは3回目。とてもおもしろかった 。笑いをとる方法で普段の生活で参考にしたいところがあった」と話した。

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